日本植物細胞分子生物学会報 2019年 9月号
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1. 2020年度学会賞推薦のお願い

 2020年度の日本植物細胞分子生物学会賞の推薦をお願い致します。候補者の推薦は、電子メールで幹事長(吉田薫)宛(ayosida[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp([at]を@に置き換えてください))にお送り下さい。件名を「JSPCMB学会賞推薦」とし、本文に賞の名称(種類)、候補者の氏名、所属、連絡先住所、電話番号、電子メールアドレス、研究題目(仮)および簡単な研究内容をご記入下さい。推薦は書面(郵送)でも受け付けます。その際は封筒に推薦書が同封されている旨を記載の上、上記の情報を同封ください。推薦にあたっては候補者の内諾を取って下さい。推薦の受付は12月末日までと致します。多くのご推薦をお待ちしております。

学会賞について
名 称 受賞者の資格 受賞の対象 推 薦 者 受賞件数
学術賞 一般会員 優れた研究業績に対して 会員 2名以内
特別賞 会員(連名の場合は5名を限度) 社会的影響の強い、特に優れた研究成果や活動に対して 会長、幹事長、代議員 随時(該当者がある場合)
技術賞 会員(連名の場合は5名を限度) 実用化された、または実用化間近の顕著な研究成果に対して 会長、幹事長、代議員 2件以内
奨励賞 当該受賞年の3月31日の時点で40歳以下の一般会員 優れた業績を有し、将来さらなる活躍が期待される若手の研究者に対して 会員 3名程度
学生奨励賞 学生会員 優れた研究を遂行し、将来の活躍が期待される学生会員に対して 会員 3名程度

※学術賞、特別賞、技術賞については、学会への貢献に関する要件についても学会ホームページの学会賞選考規程をご確認ください。

2. 2019年度代議員総会報告
2019年9月6日に開催された2019年度代議員総会において以下の内容が決定されました。

(1) 学会名の変更

 2020年7月1日から、本学会の名称を一般社団法人日本植物細胞分子生物学会から一般社団法人日本植物バイオテクノロジー学会へ変更します。なお、学会の英語名はJapanese Society for Plant Biotechnologyとなります。
<変更理由>
 近年、植物を取り巻く科学技術が急速に発展し、ゲノム編集やAIを利用した研究が進み、新たな作物の作出が報じられるようになりました。基礎から応用まで植物の広範囲な分野で新たな技術を用いた研究開発を目指す本学会にとって、大きく飛躍する機会が再び到来したと考えられます。しかし、本学会では、会員数の減少が続いており、経済的にも厳しい状況で、必ずしもこの大きな波に乗っているとは言えません。理事会ではその原因のひとつが学会の名称にあると考えました。日本植物細胞分子生物学会という名称では、バイオテクノロジーの基礎から応用までを幅広く網羅し、遺伝子組換えやゲノム編集由来の食品の社会実装までを対象とする幅広い分野を扱っているということが伝わリません。そこで、新しい科学技術を取り込みながら発展する本学会の特徴が伝わりやすい名称に変更することで、学会員を増やし、学会のさらなる発展を目指したいと考えました。なお、日本植物バイオテクノロジー学会(Japanese Society for Plant Biotechnology)への名称変更により、学会誌「Plant Biotechnology」との統一が図られることもメリットの一つです。

(2) 学会誌のオンラインジャーナル化

 学会誌Plant Biotechnologyを37巻第1号(2020年3月号)からオンラインジャーナル化し、冊子体の配布を廃止します。また、会報の冊子体印刷・配布も廃止しますが、年4回メールで配信します。なお、オンラインジャーナル化に伴い、以下の変更を行うことが併せて決定されました。特集号を発行する場合でも年間刊行数は4号とする。1ページにつき60,000円であったカラーページチャージは無料とする。非会員の掲載料を現在の10,000円から30,000円に変更する。
<変更理由>
 本学会の一般会計は、ここ数年マイナス基調が続いており、大きな変革を伴う財政の立て直しが急務でした。そこで、大幅な経費削減が期待できる学会誌(Plant Biotechnology)の発行形態の変更、すなわち、オンラインジャーナル化に踏み切ることとしました。本学会は既に学会誌をインターネット上で無料公開しており、インターネット環境の進んだ現在、会員、非会員を問わず本誌の論文を入手することは可能であるため、オンラインジャーナル化による不利益はほとんどないと考えられます。

3. PubMed掲載
 2019年8月より日本植物細胞分子生物学会の英文誌Plant Biotechnologyの論文がPubMedから検索できるようになりました。PubMedでの雑誌名略記は「Plant Biotechnol (Tokyo)」です。Plant Biotechnologyは2016年のIF 0.941で、PubMedからは2016年の 33巻4号以降の論文が検索可能です。
4. 名誉会員の推薦(内宮博文氏)
 内宮博文先生は本学会の創設期から学会運営、学会誌の編集、国際会議を含む大会シンポジウム運営に携わり、学会の幹事、編集委員、評議員を歴任し、1996~97年には幹事長、2000年~2001年には会長を務められました。2003年には「植物分子育種の基礎的創製研究」で本学会の学術賞を受賞され、本学会に学術上も運営上も大きく貢献されました。内宮先生のこれまでのご貢献に鑑み、理事会では内宮先生を名誉会員として推薦し、2019年9月6日の代議員総会で承認されました。
5. 第37回 日本植物細胞分子生物学会(京都)大会報告
 京都大会は2019年9月7日(土)~8日(日)、京都府立大学稲盛記念会館(京都市)を中心に開催され、盛況のうちに終了しました。参加登録者は508名(事前登録者326名、当日登録者163名、招待者19名)でした。これに10ブースの出展者、非会員のシンポジスト、学生アルバイトなども加わり530名を超える参加者がありました。一般講演では、口頭発表96題、ポスター発表114題の発表があり、受賞講演は、各賞あわせて6題、さらに、4件のシンポジウムで17題の講演がありました。これに加えて、学会キャリア支援・男女共同参画委員会の企画による1件のランチョンセミナーが開催されました。昨年に引き続き設けられた英語セッションでは11題の講演が行われ、活発な討論がなされました。会期が2日間となり会場の都合でミキサーは開催しませんでしたが、大会初日の17:00~プレ懇親会を開催し、歓談しました。また、引き続きレストラン「たまご」で18:00~開催された懇親会には211名が参加し、大いに親睦を深めました。
 尚、本大会は「公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー中規模MICE開催支援助成金」の支援を受けて開催しました。
6. 市民公開シンポジウム開催報告
 市民公開シンポジウム「すごいぞ!植物バイオ研究の最先端」が9月14日(土)午後に京都府京都学・歴彩館大ホールにて開催され、4名の講師が講演しました。昨年までと異なり、大会から1週間後のシンポジウムとして開催しました。学会員の参加が見込まれないことから、広報(関係研究機関、府内の高等学校、交通機関などにポスター、チラシを配布)に力を入れた結果、一般市民を中心に236名の参加があり、各講演後に活発な質疑応答がなされるなど盛況となりました。
 尚、本シンポジウムはJSPS科研費(研究成果公開発表(B) 19HP0018)の支援を受けて開催しました。
7. 第4回中日韓三ヶ国シンポジウム報告
 第4回中日韓三ヶ国シンポジウムが2019年7月5日(金)〜8日(月)中国江西省南昌市でEco-agriculture and Farmingをテーマに開催されました。当学会からは、山川隆氏(東京大学)、村中俊哉氏(大阪大学)、横井彩子氏(農研機構)の3名を派遣しました。なお、第5回日韓中三ヶ国シンポジウムは、2020年9月に本学会第38回(つくば)大会会期中の英語セッションの中で開催予定です。
8. 2020年度第38回大会のご案内

 第38回日本植物バイオテクノロジー学会大会は以下のように開催されます。ご予定の確保をお願いします。より詳しい内容は会報12月号に掲載予定です。

会期:2020年9月11日〜12日(代議員総会:9月10日)(予定)
会場:筑波大学 春日キャンパス(予定)
大会実行委員長:江面 浩(筑波大学)

9. 2021年度第39回大会のご案内
 第39回日本植物バイオテクノロジー学会大会は、小泉望氏(大阪府立大学)を大会実行委員長として、大阪府立大学で開催することになりました。詳細は後日ご案内します。
10. メールアドレス登録ご確認のお願い
 上記2. (2)の通り、学会誌のオンラインジャーナル化に伴い、2020年3月より会員への会報の郵送を停止し、メールでの配信とします。学会からの【JSPCMB-News:〇〇】(〇〇には番号が入ります)と題したメールが届いていない会員の方々は、至急、学会ホームページのマイページから「会員情報の変更・確認」のページに入り、登録されたメールアドレスをご確認下さい。(JSPCMB-Newsは2019年に入ってから既に8本ほどお送りしております)
 なお、不明な点は以下にお問い合わせ下さい。

〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 (株)国際文献社内
日本植物細胞分子生物学会 学会事務局
TEL: 03-6824-9378
E-mail: jspcmb-post[at]bunken.co.jp([at]を@に置き換えてください)

11. 会費納入のお願い
 会計年度は7月1日~6月30日となっております。本学会の会費は、一般会員6,000 円、学生会員4,500 円、特別賛助会員一口50,000 円、賛助会員一口15,000円で前納制となっています。2019年度(2019年7月~2020年6月分)の会費請求書を6月21日にお送りしておりますので、未納の方は早急にお振込みをお願いします。なお、会費を2 年以上滞納した方は退会とみなし、会員名簿から削除いたします。また、会費を納入されない場合は会誌の発送を中止いたしますのでご注意下さい。
12. 新規入会者数(2019.6.11~2019.9.5)
 19名の一般会員および78名の学生会員の入会がありました。